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【学校教育事業】江東区立第三亀戸中学校 出前授業【2025/10/26】

令和7年9月18日(木)の江東区立第三亀戸中学校の出前授業を皮切りに、今年度の学校教育事業の一環である出前授業がスタートしました。

現在、江東支部では中学2年生を対象とし、「しごと体験(職場体験)」の授業を前に、「働くこと」について考えてみよう!をテーマに、社労士の知識を活かした出前授業を開催しています。

主な項目は、次のとおりです。
① 「働く意味」を考えよう
② 「働くこと」とはどういうこと?
③ 「働くときのルール」について
④ 「働く姿勢」について
⑤ 困ったときには、悩まず「相談」を!
本年度はこの5項目のほか、「職場体験のマナー」についても講義内容に
含めています。

東京会マスコットキャラクター「シャロロン」と一緒に、
中学2年生にわかりやすい言葉を用いて、楽しい授業となるよう心掛けています。

本年度、トップバッターの講師は杉山隆嘉先生です。
中学二年生にとって、外部から講師が来て話を聞くということは、なかなか機会がありません。最初は、少し緊張気味の生徒さん達に対し、その中学校に関連するネタを用意してきてユーモラスな口調で話し始める・・・杉山先生の十八番で、場の空気が一気にに和みました。

自分が将来働いて生活していくということを考えたこともなかった生徒さんもいます。「今回の出前授業で、自分は働くことについて興味が湧きました」という感想もありました。

江東区立の中学校に通う中学2年生は、毎年、11月から2月頃にかけて、地域の飲食の店舗や会社、保育園、幼稚園その他行政機関などに、一施設2名〜4名程度で、「職場体験」と称して、実際の仕事を体験する授業があります。

私共江東支部の学校教育PTとしては、この職場体験において「仕事」をすることに接する前に、そもそも何で仕事をするの?、どんな仕事があるの?ということを考えてもらい、働く人を守ってくれる法律のこと、職場体験での心構え(言葉遣いの法則)を知ってもらうための授業を組み立てています。クイズ問題も用いながら、楽しく進めています。

最初は戸惑い気味の生徒さん達も、クイズ問題などに答えるなどして和んできたこともあり、授業後のアンケートでは、こんな感想をいただきました。
「私は今回セミナーを受けて「働く」のイメージが変わりました、最初はお金を得るためと思っていましたが、、話を聞いていたらお金を得るためではなく、生きがいを見つけるためや自分の才能や能力を発揮するためなどという考えに代わりました」
「働く人は労働基準法で守られていて、また守らなければならないこともあると知って、将来働くときに困ったら労働基準法について調べようと思った」
「職場体験をするときには、今回のセミナーで習ったルールを重視してルールを守り、作業に取り組んだり、話したりしようと思います」
「クイズ問題を取り入れてくれてよかった」  など。

また、今回は写真にはありませんが、江東年金事務所様にもご協力いただき、合わせて、「年金について」のご講義を、白澤江東年金事務所副所長様に賜りました。家島新副所長様にもご参加いただいております。
未来の社会保険制度を担う生徒の皆さんが、その責任を認識している姿に頼もしさを感じました。
この場をお借りして、江東年金事務所の皆様に御礼を申し上げます。

★講師の杉山隆嘉先生から第三亀戸中の皆さんにメッセージです!

『今年度のトップバッターは第三亀戸中学校!
新たに改訂した教材、と亀戸年金事務所とのコラボという新機軸、30分という短い持ち時間の中、"挨拶日本一の学校"らしく、元気な挨拶から始まり、積極的に参加。"働く"イメージ掴めたかな?』

あらためまして、このような機会を頂戴し、ご丁重にご協力賜りました第三亀戸中学校の校長先生をはじめ、ご担当の先生方に厚く御礼申し上げます。

江東支部学校教育プロジェクトチームでは、区内の中学生を対象とした出前授業を展開しています。どうぞご利用ください。

東京都社会保険労務士会江東支部 学校教育プロジェクトチーム

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